LINEでのやり取り

今日は、茨城県にある幼稚園の発表会リハーサルの動画撮影だった。

インターホンを鳴らしたら、今年から窓口になってくれている先生が出迎えてくれた。

その時に、福島から来た私に対しての労いの言葉や、業務的な会話以外の雑談も生まれていた。

これは、重要なことだ。

恐らくLINEでやり取りを行っているからだ。

私のLINEは、顔や雰囲気に似合わず結構絵文字をつける。

更に相手を称賛したり、雑談も加えたりする。

そして、先生もそれに乗っかってくれていた。

このLINEでのやり取りで距離が縮まったのだと思った。

大抵、業者に対しては、最低限の業務的な会話しかなされないのが殆どだ。

それを打ち砕くのは、どちらかがコミュニケーションを取って歩み寄り、距離感を詰めなければならないが、殆どの人はやらない。

でも、撮影するより、演奏するよりも数倍大切だと思う。

どんな作品やパフォーマンスであっても、その人との距離感が良好であれば、多少、変であっても良く見えたり、感じたりするものだ。

それに、相手と仲良くなった方が楽しく時間を過ごすことができる。

▲茨城県水戸市千波湖

▼文章・写真:金藏直樹(音楽家/写真撮影/映像制作)

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