音楽で意見を伝える【日本航空123便墜落事故追悼『見上げてごらん夜の星を〜坂本九さんの星を見上げて涙する』】

8/12は航空安全の日です。

1985年のこの日は、日本航空123便墜落事故が起こり、520人の方々が犠牲になれました。

歌手の坂本九さんもこの事故で亡くなられました。

1985年は坂本さんにとって、レコードレーベルをファンハウスに移籍した年で、8/9には、

「もう一度、六八九(永六輔さん、中村八大さん、坂本九さんの三人組 トリオのこと )としてやり直したい、歌手としてやり直したい」

といっていたそうです。

また、坂本さんは、国内移動の際は日本航空 (JAL) ではなく必ず全日空 (ANA) を使っていたようで、この日も本来は乗る予定ではなかったようです。

導かれるかのような死。

坂本さんの無念な思い、周りの方々の後悔の心情を思いますと涙が出ます。  

私は、坂本さんが生きたかった未来に同じ音楽を行うものとして生きています。 

尊い一瞬一瞬の時間と、それを共にするすべての方々に感謝し、坂本さんと共に生きていきたいと思います。

実は、空には坂本さんを記念して命名された、「Kyusakamoto」という小惑星があります。

小惑星番号の6980を上記の「六八九トリオ」にかけたものだそうです。

その星を見上げながら「見上げてごらん夜の星を」を捧げます。

#日本航空123便墜落事故 #坂本九 #音楽

この記事を書いた人

金藏 直樹

作編曲家・ピアニスト/映像クリエイター/フォトグラファー/DNA心理学
貧しい離婚家庭で育ち、独学で音楽活動を始め、今日に至っています。
【主な作品】舞台『鬼切丸伝(主題歌)』ミュージカル「星の王子さま」「銀河鉄道の夜」映画『それぞれのヒーローたち』