バラードバージョンの制作を経て、音楽制作無事終了

福島県石川町にあります一般社団法人ひとくらす様の映像コンテンツ用のテーマ曲兼BGMの音楽制作進んでおります。

先日のレコーディングから、楽曲の最終アレンジを施し、コーラスを含めミックスを行いました。

「ミックス」という作業は、各楽器の音量バランスを整えたり、エフェクトを使って、音の不要な周波数を削ったり、音に響きをつけたりすることなどを言います。

簡単に表現しますと視聴者が聴きやすいように音を調整する作業です。
ジャンルや流行によってもミックス方法が変わってきます。

この作業が簡単そうに見えて、とても難しいのです。

また、今回は同曲のバラードバージョンも制作させて頂きました。

バラードバージョンのご要望は

「最終的に宇宙と共鳴し、宇宙に抱かれ幸せだと感じられたら」

といったものでしたので、

Aメロ:地上で夜、皆で薪ストーブを囲む風景を表現

Bメロ:次第に地上から空に向かい、星の輝きが見え、数えきれない星を越える

サビ:星々を越えた先に大いなる宇宙と出会い、生まれた意味を悟り、包まれる

といった曲想にしました。

明るくテンポ感のある通常バージョンとは逆の曲想になりましたので、映像中で感動を演出したい時に使用できる曲となりました。

このバラードバージョンのミックス風景です。
一見、何をやっているのか分からないかと思いますが、、、

通常バージョンとバラードバージョンのミックス作業を終え、マスタリングし、無事にお客様に納品することができました。

これで、今回ご依頼頂きましたひとくらす様の楽曲制作は無事完了いたしました。

今回も、最後まで読んでくださりありがとうございました。

この制作日記では、音楽が生み出される過程を綴っています。

芸術作品は残りますが、どのような思いや経緯で作られたかは、忘れ去られていくものです。

ですが、ここに作品が世に出るまでの葛藤した足跡があり、人間臭さがあります。

知った上で作品を見聞きすることで、より深く楽しむことができると思っておりますので、不定期更新ではありますが、長い目でお付き合い頂けると幸いです。

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