卒園記念Blu-ray・DVD撮影とホテルでミュージカル音楽制作

今日は6:30に自宅を出発して、茨城県坂東市にあるこども園に向かった。(移動時間:3時間)

坂東市にある、こども園で映像撮影のためだ。

年長さんの卒園記念Blu-ray・DVDのための撮影で、今回の撮影内容は、子ども達一人一人の「将来の夢の発表」や「鉄棒」、「お絵描き」を撮影した。

この卒園記念Blu-ray・DVDの収録内容は、おとまり会や運動会、発表会など規模が大きく、保護者さんが見ることのできる行事以外の行事を、一年を通して撮影して1枚に収録するといったものだ。

例えば、田植えやお店屋さんごっこ、プール遊びや七夕会、さつまいも掘りやお餅つきなど、小さい行事が4つくらい収録される。

保護者さんは見れない子どもたちの姿だ。

将来の夢は、「お金持ち」や「お父さんと一緒に仕事をする」など、より現実的な職業が多かった。

アニメのキャラクターなどフィクションな答えはなかった。

アイドルなど音楽関係がいなかったのが意外だった。

今回も作曲家やカメラマンはいなかった。

お絵描きでは、アニメや日常風景を描いている子ども達が多い中、ブラックホールを描いている女の子がいた。

宇宙に興味があるらしい。

前回も描いていたそうだ。

お昼頃まで撮影した後は、明日の小美玉市での保育園の発表会に備えて、現場方面のホテルに向かった。(移動時間:2時間)

道中は、坂本美雨さんの1stアルバム「DAWN PINK」と2ndアルバム「Harmonious」を聴きながら運転。

かなり古いが、プロデュースや作曲に坂本龍一さんが参加されているので、曲の構成などが今聴いても斬新だった。

宿泊先のホテルは、最近お気に入りの、「シーラックパル」

安い上に、部屋は広く、とても綺麗。

今のところ、仙台、郡山、水戸、宇都宮、高崎、甲府、焼津にしかない。

本当にオススメ。

現場より少し離れているが、それでも全然良い。

だって最近ホテルは高すぎるんだもん。

チェックイン後は、休む間もなく、ミュージカル「色彩の国の冒険(Factory Of Dreams)」とミュージカル「森は生きている(劇団クリエ)」の音楽修正をした。

色彩の国の冒険の方は、M6の楽譜制作とハモリ制作。

物語のラストの曲で8分ある。

演技と音楽で物語のクライマックスを彩る。

ハモリは結構凝った。

最近、バロックや古典派を聴いているせいか、ただの3度や6度などのハモリではなく、若干対位法やカノン要素が入っている。

M1の作曲から今回のM6の作曲まで大分空いてしまったので、自分の中では曲のクオリティーが結構違う。

M6結構気に入っているかもしれない。

そういえば、今までオケだけ作ってボーカルレコーディングしていないミュージカル曲が結構ある。

それらをレコーディングしたい。

ミュージカル「森は生きている」の方は、お城のナンバー(これも長い曲)で、総理大臣が出てくるのだが、今回、この役をやるモーリーにとって、キーが低いとのことでその修正だ。

6年前に作った曲。

データを見てみたら、既にキーを高くしていたバージョンが存在していた。

実はこの曲、元々が既にキーを高くしていたバージョンが原曲であることを思い出した。

当日、総理大臣役だった遼太郎くんの声が低いため、旋律も下げたのだ。

何という偶然。

6年の歳月を経て、本来の旋律が日の目を見るなんて。

偶然と言えば音楽制作後、夕食を買いに行ったら、惣菜コーナーはほぼ全滅。

買いたかった焼き魚も売り切れ。

どうしようかと迷っていた時に、惣菜売り場の人が、「これ安くなるよ。買う?」とわざわざ声をかけてくれて、お寿司をかなり安く買うことができた。

焼き魚ではないけど魚だ。

些細な偶然は嬉しい。

焼き魚がお寿司に変わった。

トータル運転時間:5時間

▲ブラックホール

▼ホテル「シーラックパル」

▼Factory Of Dreams ミュージカル「色彩の国の冒険」2025年夏頃

▼劇団クリエ ミュージカル「森は生きている」2025年5月4日、5日

▼文章・写真:金藏直樹(音楽家/写真撮影/映像制作)

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