ラットの聴覚皮質を切除してから、恐怖を抱かせる音を与えた時、聴覚機能がないにも関わらず
、恐怖反応を示した実験があったそうです。
更に、病気にため、聴覚野を切除した女性に音楽を聴かせた実験もあり、メロディーを覚えたり、認識することはできませんでしたが、その音楽が楽しいか悲しいかは理解できたそうです。
以上から、音楽を知覚・認知することと、音楽を感じることは分離しているようです。
音楽を感じることと理解することは別ということです。
脳を調べた結果、音楽の知覚・認識は大脳皮質で、音楽情動(音楽を聴くことで得られる感情)は、大脳辺縁系で起こるようです。
私は聴覚があるので、悲しい音楽や楽しい音楽を聴覚通さずに体感することは難しいですが、私達が、海の波の音や虫の音など、メロディーや歌詞、分かりやすいリズムがない音でも癒されるのは、体全体で音楽を吸収しているからなのだと思いました。
音は波動。
耳から聞いているようで、音の波動が人体に影響を及ぼしているようです。
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