先日、福島県郡山市の東邦銀行で開催されていた現代美術家の佐藤香さんの美術展に行ってきました。
コンセプトは「土地の記憶」
佐藤さんの土の芸術作品は、その土地をリサーチし、その土地の土を絵の具として使い、その土地で完成させる地産地消の芸術。
最近の私自身の音楽制作と似ていることを感じ、沢山共感した。
パッと見でも、縄文を感じる古のエネルギーに圧倒されましたが、作品を横から見ると土のゴツゴツに年月をかけられた底知れぬ土の力を感じた。
作品の施されている渦模様は、宮城県に震災のボランティアに行った際に見た瓦礫の山から「もののなれの果てのカタチは渦かも知れない」という気づきが由来で、確かに渦というのは円運動で、太陽の周りを回る惑星も、木の年輪も、新陳代謝のような循環も、生命を司るようなものは円運動だと感じました。
佐藤さん、直接説明してくださり、ありがとうございました。
芸術家談義は楽しい。
一つの空間で地産地消のアートと音楽の美術展をやってみたいなぁ。
現代美術家 佐藤香さん
https://kaori9655.wixsite.com/painter/blank